復刻!AV女優・小澤マリアさんに訊く(前編)

8月30日12時46分配信 オーマイニュース

 AV女優の中で1、2の人気を争う人気女優が小澤マリア(21)さん。父親はカナダ人で、母親は日本人。ハーフ故、エキゾチックな顔立ちで、吸い込まれるような美しい黒髪とブラウンの瞳が印象的だ。スレンダーかつセクシーな体形で、公式発表によれば、スリーサイズは88(E)・58・88センチ。モデルのように磨かれたボディといえよう。

 小澤さんは18歳でデビュー。そして、AV業界で3年間活躍し、現在は頂点まで上り詰めた。2007年7月には、ストリップでもデビューを果たし、活躍の場を広げている。

 先日、私は独占インタビューの機会を得た。本日から2回に分けて紹介する。

■7月にストリップ・デビュー

────今年7月にストリップ・デビューを果たしたそうですね。おめでとうございます。デビューの感想をお聞かせください。

小澤 女の子の裸を見て本当に感動しました。私もAV女優として裸の仕事をしているわけですけれど、同じ裸の仕事でも、こんなにも見せ方が違うんだっていうことにビックリしました。いやらしくなく、キレイだなぁと思えましたよ。

────まわりの出演者を御覧になって感動されたということですか? 

小澤 それもありますし、その中に入れた自分に「これもまた、一つのステップ」と思えました。

────どういう経緯でストリッパーになられたのですか? 

小澤 私が所属している事務所の先輩にストリップをやっている方や、私の友達でもストリップをやっている子がいるんで、彼女たちから話はちょこちょこと聞いていました。

 一番のキッカケはイベントですね。京都や神戸などのストリップ劇場で、私はトーク・ショーや握手会をやって、ストリップの子たちと仲良くなっていったんですね。接していて興味が出てきて、まんまとハマッちゃったという感じです。

────ストリップのお仕事とAVのお仕事はどんな点で共通して、どんな点で異なりますか? 

小澤 同じ点は“愉しみ”を与える仕事っていう点です。ストリップを見る男性は「この子に会える」「この子のダンスが見られる」と思ってくれる人が多いですし、AVを見る人は「この子のビデオが見たい」「イベント、行ってみようかな」って、同じような愉しみを享受していると思うんですね。

■デビューから3年、AV女優は“天職”

────漠然とした質問になるのですが、小澤さんにとってAV女優というお仕事はたとえてみるならば、どんなものですか? ズバリ、突き詰めて言うとどんなものですか? 

小澤 私にとっては“天職”です。ぶっちゃけ、ここまでになれるとはデビュー前は思っていなかったですね。

────AV以外のバイトは何をしてこられましたか? 

小澤 マクドナルドから始まり、コンビニの店員、レストランの店員、キャバクラ嬢、英語の先生とかをやってきましたよ。

────18歳でAV女優としてデビューされ、約3年、活動を続けていらっしゃるわけですが、現状どんなお気持ちですか。

小澤 あんまり考えず、3年やってきましたね。考える部分は考えるんですけど、一度AV業界に入っちゃえば、波に乗ってじゃないですけど、身を事務所に任せて、それで来る仕事をしっかりやって、自分や周囲が頑張ってやってきて、3年過ごしました。

────週に何日、何時間程度、働いていらっしゃるのでしょうか? 

小澤 その週や月によります。仕事が入った分だけ働いているって感じです。忙しい月はほとんど休みがないし、空いている週だと週に3回、働くか働かないかってことです。働く時は1日がかりで働き、ビデオの仕事は特に長いですよ。AVはたいてい2日撮りで、撮影にまるまる1日かかります。あとは、雑誌やテレビ、今日みたいなインタビューの仕事が入ります。

────AV女優という職業を天職と思われるということは、この仕事が大好きでいらっしゃるということですか。

小澤 そうなんですけど、よく勘違いされるのが、AV女優イコール暗い過去があったり、ヤリマンだったりというように、性欲が溜まっている女というステレオタイプなイメージがありますが、私は全然そうじゃありませんよ。

 AVが好きなのは、仕事の内容が好きというより、仕事の環境が大好きなんですよ。スタッフや現場がよくて、どこ行くんでも「当たり」ばっかりで、この3年間、撮影でNGを出した現場はありません。関係者はみんなオープンで、その雰囲気が好き。それで、今も続けていられるっていうことはありますね。女の子ともいっぱい仲良くなれるのも好きですね。

 あと、この業界って、自分がいっぱい頑張った分、返ってくるじゃないですか? 雑誌やDVDをリリースしたらファンがつくし、ファンと仲良くなればなるほど、ファンはもっとつくし、自分に会いに来てくれる人たちが増えれば増えるほど達成感もあるし、どこまで頑張るんだろうっていう掛けができる。そういうことが好きで、やっていますね。

■AV女優になった理由、初AV視聴体験、チョコレートのCM

────スリーサイズが88・58・88という、たいへん素晴らしいプロポーションをしていらっしゃいますが、どうやって体型を維持しているのですか? 

小澤 実は何もしていないので、最近ちょっと、落ち気味なんです。私は中学・高校の4年間、ホッケー部に入っていて、ホッケーをやっていたんですよ。

 それで体が多少は引き締まっていると思うんですが、卒業して3年も経つし、それ以来、ジムにも通っていないし、スポーツもしていないので、ちょっと衰えたかな? という気はします。岩盤浴やエステにはたまに行っています。

────小澤さんのAVとの関わりは、女友達の先輩がAVの企画女優さんだったからだそうですね。AVの事務所に足を踏み入れるまでの詳しい経緯を教えていただけますか。

小澤 当時、付き合っていた彼の女友達がAV女優だったんです。私の周りに風俗をやっている子が多かったんで、裸の仕事も同じ一つの仕事じゃないと思っていました。

 知り合いにAV業界の事務所を知っている人がいて、その人と色々と話していて、「近々、裸の仕事をやりたいかも」って相談をしたら、たまたま、現在所属している事務所「ビー・オープン」を紹介してくれて、そこで面接をしてAV女優をやることが決まり、「AV女優・小澤マリア」が誕生しました。

────ずいぶんサッパリしていますね。

小澤 よく、モデルやりなよ! とか言われましたけど、モデルとか芸能関係って逆に腹黒いじゃないですか? そういうのを聞いていたから、フル・オープンで行こう、AV女優やっちゃった方が手っ取り早いと思うようになりました。

 ちなみに、15歳の時にチョコレートのCMに出ているんです。私が「小澤マリア」でデビューした時、2ちゃんねるで「あのCMの子がAV女優?」って、ちょっと話題になりました。

────小澤さんが純粋にAVを初めて見たのはどういう経緯ですか。

小澤 私の初カレだった当時18歳の男の子と付き合っていまして、彼の家に行くと普通にAVがありましたね。それで、こんなものが世の中にはあるんだって知りました。

 当時、私はそういうのが大嫌いで、付き合っていた彼氏がAVを見ているというのが不快でした。初めはエッチな雑誌を見てもよく分からなかったんですけど、その彼と別れて男は皆、AVやエッチな雑誌を見るのだと知り、興味を持つようになり、雑誌を見て「この子、かわいいね」「この子、スタイルいいんじゃない?」と女の子に目が行くようになりました。

 「この子、こんなファッションしている」「ネイルがかわいいよね」とか、女の子の気にする部分を気にし始めて、それでポルノに対する暗いイメージが消えていきました。

────AV事務所で面接した後、どのようにしてデビューすることになったのですか? 誰かに相談したりしましたか?

小澤 しませんでした。相談してもゴチャゴチャ言われるだけだし、また悩み直しちゃうだろうし、「決めた! じゃあ行こう」っていう感じでした。

 AV女優をやると共に別れちゃったんですけど、当時の彼氏には話をしましたね。


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