フランスのシャンゼリーゼ通りを多数のチームが初夏に踊りながら行進するサンバイベント「Toropicsl Canaval」と並んで、「北半球最大」ともいわれるサンバの祭典「浅草サンバカーニバル」が2025年8月30日、東京都心で38度を超えるという今年一番の暑さを記録した中で、東京都台東区の浅草寺周辺で開かれた。多種多様であでやかな衣装をまとったダンサーが演奏に合わせて、酷暑を吹き飛ばすかのように感動的なダンスを繰り広げ、観衆を沸かせた。
前大統領の時は政情不安定だったが、リオデジャネイロ五輪2016を成功させたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ氏が再び大統領に就いて、初夏に来日したからか、今回はブラジル物産展が開催され、食などのブラジル文化を堪能できるようになった。
世田谷区から来た壮年の男性はS2リーグでトップバッターを飾った「フェスサンタを応援しに来た。華麗なダンスには心から魅せられ、自分の中ではS2リーグで一位です」と感想を語った。
早稲田大学の学部生という男女は「ウニアンは日頃から学内で熱心に練習している。ピンク色の衣装がとても可愛かった。コロナのときはお誘いがなく、たいへんだったみたいですが、こうやって晴れやかな舞台で再び踊ってくれて嬉しい」と語った。
ブラジル商工会議所で働いているという女性は「今年は日伯国交樹立130年です。特別な年なので盛況で良かった。自分は関西・大阪万博のブラジル館も担当していますが、満足いく展示の上に、美しい羽織り物を無料で配っています。メルカリで売られていてビックリしましたが、ぜひ万博にも来てほしい」といった。



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