映画評『キャプテン・フィリップス』by海江田万里

10月17日から始まった東京国際映画祭でオープニングイベントとして上映されたのがトム=ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』だ。作品は実際に起きたソマリア海域人質事件を、「ボーン」シリーズ、『ユナイテッド93』のポール=グリーングラス監督がトム=ハンクスを主演に迎え、緊張と迫力の映像で描いたものだ。

11月29日から日本全土で公開される。

ストーリーは

2009年、20名の乗組員とベテラン船長リチャード・フィリップスを乗せてインド洋を航行していたコンテナ船マースク・アラバマ号は、ソマリア海域で突然、武装した4人の海賊に襲われ、占拠される。20名の乗組員の解放と引き換えに、自らがたったひとり拘束されることを申し出たフィリップス船長とソマリア人海賊たちとの息詰まる駆け引き――。生きて還るために、命を懸けて闘った船長の緊迫の4日間を描く、勇気と感動の実話
(東京国際映画祭2013より)

だ。

10月17日19:30に東京国際映画祭・会場の映画館で、各界関係者・各国大使・経済人を一堂に集めた同映画の上映があった。
FRANCE10は映画を見終えた海江田万里『民主党』代表&元経済産業大臣に話を聞くことができた。


◎海江田万里・衆院議員の感想

実にタイムリーな映画だ。
現在、国会で海賊取締に関する法律が上程・議論されている。
日本もいつまでも丸腰のままでいるわけにはいかない。
日本船を護るガードマン(gardien)が必要だと実感した。
映画は史実に基づくものだ。
当時、世界的なニュースになっていたので、
私はリアルタイムで情報を得て、事件の顚末も知っていた。
最後まで重みがのこる作品だと思う。


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