都議会一般質問で塩村あやか議員に下品な野次が飛ばされた。いま各所でハマコーこと故・浜田幸一氏のヤジ三原則が引かれている。一次ソースが明らかでないが、「浜」で獲れた魚介類と「田」んぼでとれたお米を食べるのが「一」番「幸」せといって憚らなかったキザなハマコーさんを想えば、同氏の信条だったとしても不思議ではない。
「女性をやじらない」
「国民の皆さんに生きがいを与える ものでなくてはならない」
「ナイス・ジョークでなくてはならない」
がハマコーのヤジ3原則だという。
女性議員に紳士だったハマコー
ハマコーさんにはこんなエピソードがある。
土井たか子さんとは同期で1969年当選で、議員宿舎も同じだった。夜遅くまで勉強する土井さんにハマコーさんは「勉強って面白い?」と尋ねて、「おもしろいよ」と土井さんが応えると、「へえー、変わっているね」と興味深げに云ったんだとか。
おタカさんが社会党委員長のときに自由民主党の席からのヤジがひどいとき、制止することがあったと土井さんは回顧する。誕生日には花束を土井さんに渡す意外な面もあった。
ベストセラー『日本をダメにした9人の政治家』(講談社)で55年体制の国対政治で自由民主党・幹部が日本社会党・幹部にカネを渡してきた実態を暴露したが、
「社会党幹部で潔白なのは土井たか子だけ」
とことわりもした。
憎まれ口を叩きながらも、女性が面前で罵られたならば制止したハマコーが存命だったら、いま何と口にしたろうか。
「自分のなあ、ヤジにも責任持てないのか。オマエなんか、議員を辞めちまえ」
とでも吼えたのではないか。ハマコーの遺著を読み返しながら、厳しく叱咤であろう氏の顔が浮かんだ。
大体、日本の議会は、しゃんしゃんで終わるがほとんどです。
小生としては、この塩村女史にたいして、下品な野次を飛ばした議員は、自分の意見を述べない
議員よりは、まだマシだと考えます。
汚い野次しか、飛ばせない議員も、それなりに支援者がいるのであるから、彼の支援者も
女性蔑視の考えだろうと類推します。
であるならば、下品なやじに対しては、下品に、そのやじを投げ返す、度量を、塩村議員は、
持っていただきたい。
マスゴミや、新聞による下品な議員に対する批判をたよりに、彼ら対して反省をもとめるのではなく
下品な議員には、下品な、応答で対応していただきたい。
議会において、沈黙している議員に対して、マスゴミは、大きな批判を投入すべきと思います。
下品なやじに下品に投げ返す?それが度量とは思いませんね。
大体やじ主は言うだけ言って、自分が言ったとは認めず沈黙してますね。大きい批判を投入すべきと思います。