枝野幸男「立憲民主党」代表が絶句!及川健二Tokyo支局長が多様性を追求

9月13日、枝野幸男「立憲民主党」代表が「多様性」に関する会見を開いた。
日仏共同テレビ局France10支局長の及川健二が多様性について追求した。
以下、そのやりとり。

多様性・多元性・多彩性

【「フランス10」・及川記者】
多様性のある社会というのは自分とは異なる価値観であふれている社会ということなので、不愉快な思いをすることがあるのは大前提であり、不愉快さは多様性を維持するためのコストとして受け入れるしかないと私は考えているが、枝野代表はどうか。

【代表】
どういう切り口から説明するかということだと思いますが、多様性が認められずに特定の属性や意見その他をお持ちの一部の方が差別される、自分らしさを発揮できないという状況は、人ごとではないということを社会の中で共有したいと思います。例えば先日パラリンピックがありましたが、パラリンピックで活躍された選手の中には、生まれたときからハンデを抱えていらっしゃる方も頑張っていらっしゃったし、一方で、途中で病気や事故で、例えばそれまでスポーツの世界でむしろオリンピックを目指すような活動をされた方が事故や病気でハンデを負うというような方もいらっしゃいました。このように、我々はいつ何事かによって常に少数者になり得る、というよりも私たち一人ひとりは常に何かの側面では少数者であると。したがって、そこを差別したり、少数であることが理由で差別を受ける社会というのは、誰にとっても不幸な社会であると。私はそのことを多くの皆さんに訴えていきたいと思っています。

【「フランス10」・及川記者】
次に、多様性ということだが、古くは2000年代初めにオランダでピム・フォルタインという、同姓愛者で、極右とそのときは言われていた方が、オランダは多様性のある社会だからこそイスラムとは和解できず排除するというロジックをとった。私が2005年11月に当時国民戦線のジャン=マリー・ル・ペン党首にインタビューしたときも、アルジェリア、チュニジア、フランスにはそれぞれの多様性があり、だから移民を入れてごちゃごちゃの社会にしてしまうと多様性を排除してしまう、もし自分が神戸に行くとしたらそこは中東の海を見に行くためではないと、こういうロジックで、いわゆる差異主義の立場に立ちながら多様性を理由に移民を排除する主張を展開した。多様性と言う場合、そういう多様性をもとに移民排除という意見も出てくるが、枝野さんはどうお考えか。

【代表】
多様性というのは、国籍であるとか、あるいは信じている宗教であるとか、そうしたことについても、そのことをもって差別されることはない、あるいは不利益を受けることはないというのが多様性を認めるということだと思っていますし、それを否定してしまったら多様性を認めるということにはならない。
念のため申し上げれば、例えば入国管理などの問題は、多様性をしっかり認め合うということに加えて、実際日本に入国された方が日本の国内で適正に適切に対応ができるかどうかという他の要素も入ってきますが、少なくとも国籍や宗教などを理由にして区別・差別をされることはあってはならないと思っています。

新自由主義からの決別は岸田文雄では出来ない

【「フランス10」・及川記者】
一般論として伺うが、新自由主義からの脱却を掲げる方がいらっしゃる。その方は消費税減税に否定的であり、プライマリーバランス黒字化を堅持するというのであれば、それは新自由主義からの脱却と言えるか。

【代表】
私はできるだけ気をつけて、ちょっとうっかり違うときもあったかもしれませんが、できるだけ、新自由主義的な流れをずっとこの30年近くやってきた、という言い方をしているつもりです。経済学の上で新自由主義をどう定義するかというのはまさに専門家の世界だと思っていますが、競争や自己責任、そして特に供給サイドの効率を高めるということが経済を成長させ、そしてそれがトリクルダウンにつながっていくんだという、大きな構造を、私はこれまで新自由主義的な、早くは中曽根総理の時代から、当時は一定の合理性があったと私は思っていますが、特に小泉さん以降は完全に行き過ぎと時代に合わなくなっている、そのことは変えなければならないと、こういうふうに申し上げています。

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