ドクター中松がトランプ氏に護身用かつら贈呈、その名も「守り髪」

 米大統領選の共和党指名争いでドナルド・トランプ氏(69)が優位に立つ中、発明家のドクター中松こと中松義郎氏(87)が27日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、自ら発明したという護身用のかつら「守り髪」をトランプ氏に寄贈すると明らかにした。

 トランプ氏はMBAランキングでトップの米ペンシルベニア大ウォートン・スクールの卒業生だが、中松氏は同校で「20~30年前から教鞭(きょうべん)を執っている。トランプ氏はそこでの弟子」としている。

 かつらはもともと、痴漢撃退用として発明し、2013年に特許を取得。ひもが付いており、相手に投げつけた後でたぐり寄せ、またかぶることができる。内側には手裏剣が仕込まれている。現在、金髪とダークブラウンの2つあり、米ニューヨークにある博物館で3月15日から展示する予定になっているが、トランプ氏用には新たに製作するという。

 中松氏は「彼(トランプ氏)はかつらじゃないと人に自分の髪を引っ張らせているが、これを付けたら、ズルッとずれるかもわかりません」と笑顔で話し、自らかぶってみせた。

 中松氏は前立腺導管がんで昨年末までの余命だと医師に宣告されていたが、現在も生存。今年6月26日の誕生日を迎えられれば、自ら編み出したガン克服の「10の発明」に効果があったといえるとしている。

参照:サンケイスポーツ

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