ドクター・中松氏、“旧敵”舛添都知事に「良識あるなら辞めるでしょう」

 2014年の東京都知事選に出馬して落選した発明家のドクター・中松氏(87)が5月23日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、公金の公私混同問題で批判されている舛添要一都知事(67)に「良識があるなら辞めるでしょうね」とやんわり辞任を迫った。

 この日は地震シェルターの発明と「前立腺導管がん」の病状経過報告が本題だったが、記者からの質問を受け14年の都知事選で舛添氏に敗れたことを思い出した。「私は清廉潔白でお金にはノータッチ。家系は直参旗本。私ではなく、ああいうカネまみれの人が投票されるおかしな世の中になってしまっている。私が都知事になれば、お金の話は叩いても出て来ない」と苦言を呈した。舛添氏は211万2979票で当選、中松氏は6万4774票で6位だった。

 中松氏によると、約2年前に発覚した前立腺導管がんで医師からは「2015年末までの命」と余命宣告をされていたが、独自に開発したがん撲滅方法を実践してリミットをクリア。現在は経過観察中で、自身の88歳の誕生日となる6月26日を無事に迎えられれば、完治とみなす、としている。

 舛添都知事が辞職するとなればその頃には都知事選モードになっている可能性もある。中松氏は「今は治療に専念している。来月まで生きていられるか分からない。6月26日には棺おけに入っているかもしれない。生き延びれば次は東京都を治療するということもあるかもしれない」と出馬をほのめかした。

 ちなみに本題だった地震シェルターは「アースク(EARTHQUE)」なるもので三角形の形状。1人用から住居の大きさまで設計が可能という。材質は鉄、炭素繊維、紙の3種。紙でもシェルターとして機能するのだそうだ。中松氏は「三角形は力学的、工学的に絶対安全な構造物。この地震シェルターに入れば絶対安全だ。これで苦しんでいる熊本の人たちをお救いしたい」と話した。

参照:スポーツ報知

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