日本柔道完全復活へベイカーら王者の自覚と覚悟

 リオ五輪柔道で金メダルを獲得した男子90キロ級のベイカー茉秋(21=東海大)と同73キロ級の大野将平(24=旭化成)、女子70キロ級の田知本遥(26=ALSOK)が30日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、2020年東京五輪への意欲や競技に対する思いなどを語った。

 父が米国人のベイカーは英語で自己紹介した後「インターナショナルスクールは小学5年までなので英語は忘れた。後は日本語で」と外国メディアを笑わせた。4年後の話題には真剣な表情で「僕は東京出身。地元で連覇を目指す。柔道のイメージをもっともっと良くし、柔道人口が増えるよう貢献したい」と五輪王者の自覚を示した。

 初の五輪を圧倒的な強さで制した大野は「日本の柔道は金メダルが使命。金メダルしか駄目という競技が日本に一つくらいあってもいい」と私見を披露。柔道の心はとの問いに「礼に始まり礼に終わる。相手をしっかりと敬うこと」と答えた。

 田知本は、今回の日本選手団が奪った金メダル12個のうち7個を女子が獲得した理由を聞かれ「女性の方がたくましいのかなという言葉しか今は思い浮かばない」と照れ笑いした。

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