「問題の多い補正予算を短時間の審議で採決すべきでない」ー岡田克也「無所属の会」代表、定例会見 by 酒井佑人

2018年1月30日、「無所属の会」岡田克也代表記者会見が行われた。

■質疑

○経済政策について

【「フランス10」・及川局長】
大塚代表にも伺ったが、民主党政権時代の経済ブレーンだった小野善康先生が朝日新聞大阪本社版の1月12日朝刊で、安倍政権の掲げる「人づくり革命」「生産性革命」というのは結局供給サイドの政策で小泉構造改革路線の延長線上にすぎない、経済の喫緊の課題は総需要不足の解消ではないか、とおっしゃっていた。そのことについてどのような見解を持たれるかということと、民進党・「無所属の会」としてはこの総需要不足の解消のためにどのような経済政策を掲げるのか伺いたい。

【岡田克也代表】

小野先生が当時の民主党のブレーンだったかどうかというのは私は定かに承知しておりませんが、当時の菅代表は小野さんとかなり近かったとは思っております。
需要不足があるというのはそれはそのとおりで、だからこそ消費の喚起ということが必要になるわけです。小野さんがそういう意味でおっしゃっているのかどうかは、私は読んでおりませんのでわかりませんが、需要不足ということが経済が低迷する原因の一つであることは間違いないと思います。

○野中広務元官房長官の逝去について

【「フランス10」・及川局長】
先週、野中広務さんがお亡くなりになった。岡田さんもおつき合いがあったと思うが、ご感想を伺いたい。

【岡田克也代表】

実は私は野中先生とあまりおつき合いがなかったのですね。もちろん自民党時代にはありましたが、その後、お話をしたことはほとんどありません。
お見受けしていて、やはり反戦ということを非常に強く感じておられる、そういう方だし、立派な政治家を失って本当に残念に思っております。
ただ、なぜおつき合いがなかったのかというのはちょっとわかりませんが、私の選挙区における相手の方も経世会の方だったので、そこの応援には選挙期間中よく来ておられたので、そういうこともあってお互いに少し距離があったのかなと思っています。

取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)

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