幕末の土台を築いた清河八郎を描いた時代劇「どんどこどどん」が上演~人を斬らなかった男が、何故、人を斬るようになったのか?

庄内藩名門商家出身の清河八郎を描いた時代劇「どんどこどどん」が3月10日から15日まで、都内・東俳テアトロにて上演された。清河は司馬遼太郎が「倒幕の幕は清河八郎が開き、坂本龍馬が閉じた」といったほどに、幕末の世で重要な役割を果たした人物だ。

演出を手がけた水野哲さんは清河八郎を描いた理由について、

「清河八郎があまり注目されていないということがあります。坂本龍馬、土方歳三、近藤勇が芝居で出てくるのですが、幕末の土台は清河八郎だった。」

と応えた。

あらすじ

尊皇攘夷の声高まる混迷の幕末、庄内藩名門商家出身の清河八郎は、江戸に遊学し、学問と剣の道を修めていた。
その最中、遊郭で運命的な出会いを果たしたお蓮(れん)を妻に迎えた八郎は、国の未来を憂い、尊皇攘夷の名のもと、江戸に塾を開く。
そこには、後に時の人となる、坂本龍馬や、近藤勇、土方歳三らの志士たちの姿も見られた。絡み合う人と人。激しくぶつかる思いと思い。八郎とお蓮もいつしか時の荒波にのみこまれそうになるのだった。

映像場面

清河八郎が佐々木只三郎に暗殺される場面。佐々木は坂本龍馬も暗殺したと言われる歴史的人物だ。

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