自称「イスラム国」のみならず、あらゆるイスラム主義・義勇兵と闘うべし-仏極右「国民戦線」が欧州議会で演説

本年6月欧州議会議員選挙で第一党に躍進した仏極右「国民戦線」のマリー=クリスティーヌ=アルノテュ欧州議会議員(Marie-Christine Arnautu)は2014年9月18日に欧州議会で演説し、シリア・アサド政権を敵視する欧州諸国に対して、イスラム国のみならずあらゆるイスラム主義・義勇兵と闘うために、シリアやイラクの政権と協調すべきだと訴えた。

アルノテュ議員は

「中東諸国における少数者、とりわけキリスト教徒に対して私たち欧州社会が思いをはせるようになったことを私は嬉しく思う。ただ、遅きに失した感は否めない。というのは、2003年に米国がイラクを侵略して以来、事態は悪化の一途を辿っているからだ。」「あなた方は自称『イスラム国』のことしか頭にない。イラクやシリアで軍事展開するイスラム主義者の義勇兵は(イスラム国のみならず)みな、凶暴であり憎しみに満ちあふれている。シリアのアルカイダ組織”le Front Al-Nostra”を支援しているというだけで、 Daesh(イスラム国)を攻撃するなどと何故言い得るのか?」「NATO加盟国の大半が首尾一貫せず支離滅裂な対応をしている。彼らは、トルコが自称『イスラム国』に武器提供・財政支援し同国から石油を買っていることを黙認している。トルコの路上ではイスラム国への義援金が堂々と募られ、義勇兵のリクルートが行われているというのに……。」

と主張した上で、「シリア・イラク政府と協調して、あらゆるイスラム主義の義勇兵と闘うという姿勢を欧州諸国は明確に示すべきときに来ている」と演説を締めくくった。

マリーヌ=ルペン率いる「国民戦線」は近年「イスラム文明vsキリスト文明」という対立構図をたて、イスラム教敵視を強めているため、このような強硬発言を採ったとみられる。

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