品性下劣なヤジを飛ばした都議は「名乗り出よ」-石破茂・幹事長が最後通牒

まさか、これほどまで大きな問題になるとは思ってみなかったのではないか。
もちろん、都議会における塩村あやか都議への「性差別やじ」の件である。事件があったのは、6月18日、塩村あやか都議(みんなの党)が一般質問をしている最中だった。塩村議員が妊娠・出産・育児で悩む女性を取り上げるや、議会からは

「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」
「自分が産んでから」
「がんばれよ」
「先生の努力次第」

といった品性下劣な「性差別ヤジ」が矢継ぎ早に飛び、塩村議員が言葉につまると、追い打ちをかけるように、

「動揺しちゃったじゃねえか」

という不規則発言が出て、笑い声がドッと起きたのであった。

低劣ヤジの録音があるのに自民党都議は

「聞こえなかった」の一点張り

しかし……である。貧相なヤジを各メディアが録音していて、報道されているような野次が聞こえた……という証言が野党議員から出ているにもかかわらず、自民党・都議の諸氏は「聞こえていない」「耳にしていない」ととぼけ、黙りを決め込んだのだった。日本のみならず、世界にも都議会の「性差別ヤジ」が報道されたが為に、石破茂「自由民主党」幹事長が該当の議員は名乗り出るように促すと、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のをただ待っていた都議会自民党も動かざるを得なかった。そこで、鈴木章浩・都議が放った「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」というヤジだけは都議会自民党は認め、鈴木氏を会派離脱させることで、幕引きを図ったのであった。

都議会議員2400万円の高額報酬

しかし、この措置には反対の声が多い。日刊ゲンダイ記者は次のように指弾する。

「議員報酬は月額102万円。期末手当が436万円。政務調査費の名目で年720万支給され、議会に出席するだけで1万円の日当が払われる。あれやこれやあわせると、都議は年間2400万円受け取ることになる」

そう、鈴木都議が自民党会派を離脱したところで、あと3年間は、鈴木氏に毎年2400万円もの報酬が支払われるのだ。鈴木都議以外でヤジを飛ばした議員がいることは、テレビ朝日&朝日新聞やNHKによる声紋分析によって明らかになっているのに、他の”犯人”はお咎めなしなのだ。

逃げ切ったと、ほくそ笑むヤジ議員

おそらく、「性差別ヤジ」を飛ばした議員はほくそ笑んでいるであろう。このまま逃げ切れる、と。確かに都議会は無事(?)閉会した。ヤジ議員が高をくくるのも分からないわけでもない。ただ、ここにきて、「ヤリ逃げは許さない」という声が自民党のなかからも上がっている。代表格は石破茂・幹事長だ。石破氏は6月28日に鳥取市内で記者団に対して、

「本人の自発的なことは政治家として求められることじゃないか」

と述べ、ヤジを飛ばした議員が自ら名乗り出るように促したのだ。

はてさて、都議会自民党は、自民党No.2の諫言をも無視するほどまでに驕りたかぶっているのか。それとも、最後通牒を突きつけられ、真相究明に乗り出すのか。全世界が注目している。

 

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