平沼赳夫「次世代の党」党首が傲岸不遜な橋下徹・大阪市長の非礼を告発

平沼赳夫「次世代の党」代表は今月「正論」(産経新聞)で弊社記者のインタビューに応え、橋下徹・大阪市長から受けた非礼を初めて激白した(「新保守とは何か」正論2014年10月号)。

弊社記者が「橋下徹・大阪市長への評価を伺いたい。旧太陽の党と大阪維新の会が合流する前に、橋下氏が石原慎太郎・前都知事に『石原さんだけに来て欲しい。他の人はいらない』というような発言をしたそうですね」と訊かれると、平沼代表は

「日本維新の会ができる直前(2012年)に京都のホテルで旧太陽の党から石原慎太郎、藤井孝男、園田博之と私が出て、橋下徹、松井一郎、松野頼久らと会談しました。話の冒頭で橋下徹がそのようなことを言ったので、私は『生意気いうな』という言葉を口にしようと思いました。しかし、当時は選挙の直前でした。全国で闘う同志を慮り、怒りを抑えて、二時間、一言も発しませんでした。帰りの新幹線に乗るや、石原さんから『平沼さん、よく我慢してくれた』といわれました。そのときに橋下徹と初めて会ったのですが、無礼なやつだと思いましたね」

と述べ、長く秘めていた思いを吐露した。

橋下徹・大阪市長が率いる「日本維新の会」と江田憲司氏が率いる「結いの党」は合併して9月21日に結党大会を開く予定だ。

「橋下徹氏の傲岸不遜な性格は変わらない。旧太陽の党と仲違いしたように、『結いの党』メンバーから早々に三行半をつきつけられないとも限らない」

橋下氏を知る記者はこのように語る。

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