【総選挙2014】身勝手な解散としか言いようがない-枝野幸男「民主党」幹事長が批判

枝野幸男「民主党」幹事長は2014年11月13日に都内・民主党本部にて定例会見を行い、解散総選挙2014について語った。

枝野幹事長は

「新聞各社の報道に対して安倍総理がねつ造と言っていないところをみると解散はほぼ確定的かと思う」

と述べた上で

「われわれとしては仲間を一人でも多く国会に戻す機会が与えられたという思いで全力で戦っていきたい。そもそもは何のための選挙なのか、まさに身勝手な解散としか言いようがない」

と、来週にも予想される解散⇒総選挙の判断を一刀両断した。

国民生活は大きく痛んでいる

そして、

「株価をあげ、国民の期待感をあげるところまではうまくいった経済運営が、2年経ち、その期待感が薄れ、現実が国民の皆さんの前に明らかになってくると、国民一人あたりの賃金が下がっていることに象徴されるように、国民生活は大きく傷んでいる」

と述べ、アベノミクスの痛みが拡がりつつあることを指摘した。その上で、年が明ければ、集団的自衛権の行使を容認する安保政策の法整備や川内原発の再稼働の判断が迫られることから、

「今のうちにもう2年分の任期を先取りしておこうと、まさにご都合主義の解散になるのだと思う」

と指摘した。

安倍暴走に歯止めをかけるマニフェストを策定する

枝野幹事長は民主党が作成するマニフェストについては

「間違いなく柱になるのはこの2年間、国民生活、家計がどんどん苦しくなっている。ガソリン価格の高騰、米価の下落、輸入物価が上昇するなかで賃金は対応して上昇しないという状況など、国民生活、家計が傷んでいる。そこにしっかりとした対応を行うため、そこに向けた具体的な柱を打ち出していくことになる」「安倍総理の暴走に対してしっかりと歯止めをかけることがもう一つの柱になる」

と説明した。

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