フランス極右「国民戦線」が党名変更 「国民連合」に

フランスの極右政党「国民戦線」(Front National)は6月1日、リヨンの党大会で党名を「国民連合」「国民的結集」(Rassemblement National)に変更することを決定した。国民戦線の歴史が46年にして終わった。三月のリール党大会でマリーヌ=ルペン党首が党名変更を提起して、党員投票の結果で決定するとしていた。

昨年5月のフランス大統領選でマクロン氏に敗北したマリーヌ=ルペン党首は、党創設者で39年党首を務めた父・ジャンマリ=ルペン欧州議会議員の人種差別主義的な印象がつきまとう党名を変えることで、2019年5月の欧州議会選挙に向け、党のイメージ刷新を図る狙いがある。

 ルペン氏は3月、党名変更を提案し、郵送などによる党員投票で過半数の賛同を得られれば党名を変更するとしていた。投票の結果、賛成は81%に上ったという。

 1972年にFNを創設したジャンマリ氏は反ユダヤ的な発言を連発。11年に2代目党首となったルペン氏は党のイメージの軟化に努めたが、昨春の大統領選では伸び悩んだ。

 今年3月に開かれた党大会では、15年に党から除名されたジャンマリ氏が保持していたポスト「名誉党首」を廃止し、ジャンマリ氏を党から完全に排除。排他的なイメージの払拭(ふっしょく)を図っている。

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