森雅子・男女共同参画相&少子化担当相は2014年7月16日に日本外国特派員協会にて記者会見し、2020年までに日本の女性管理職比率を30%まで引き上げること、国家予算に占める少子化担当予算を現行の1%から3%まで増やしたいことを明らかにし、特派員協会記者との質疑に応じた。
France10は2012年に発足したオランド仏政権において女性閣僚のほうが多いこと、また、2001年春に発足したパリ革新市政において、女性管理職の比率が50%を超えたことを例示し、日本における女性の社会進出について森雅子・少子化相に質した。
オランド仏政権では女性閣僚が半数以上
森大臣は昨年9月にフランスに訪れ、1977年生まれの若手・ナジャット=ヴァロー=ベルカセム女性権利&都市&青少年&スポーツ大臣やドミニック=ベルティノティ家族担当相、ヴァレリー=フルネイロン・スポーツ担当大臣といった女性閣僚やクララ=ゲマール仏GE社長(片山さつき参院議員のENA同級生)といった仏女性経営者に会ったことを明かし、
「ベルカセムさんが大臣室のなかに三輪車を2台置いていまして、5歳の子ども二人を育てながら(大臣を務めていて)、保育園が終わったら、ベビーシッターが子ども二人を大臣室に連れてくると仰っていました。わたしはそれをたいへん嬉しく拝見いたしました。私自身いまティーンズの娘二人を育てています。大臣になったのは国会議員一年生の時で、副大臣も政務官もやったことがなかった。安倍首相がたぶん私を大臣にしたのは、いままさに、リアルに子育て中のママで仕事をしているからだと思います。働きながら子育てするママたちの日々の葛藤を解消することが私のミッションなのだと思います」
と語った。
●インデックス
France10のフランス女性&子育て政策をあげての質問(11:40-)
森雅子・男女共同参画相のフランス体験に基づく回答(14:20-)
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