若者の野党・支持率をどう上げるのかー岡田克也「無所属の会」代表、定例会見 by 酒井佑人

「無所属の会」岡田克也代表記者会見が2018年2月27日(火)に党本部で行われた。

■冒頭発言

○「働き方改革」法案提出見送り等の申し入れに対する与党の回答について

【岡田克也代表】

まず国会の状況ですが、皆さんご案内のとおりであります。先ほど(与党側から)新たな回答が野党6党の幹事長・書記局長宛てに寄せられたということですが、これを見ても前回とほとんど変わらないということです。
(裁量労働制をめぐる厚労省の調査)データのでたらめさということは、もう覆い隠すことができない状態だと思いますが、「今、精査を行っている。それはそれとして予算のほうは進めてもらいたい」というのは全く理解しがたいことであります。
データ以外のいろいろな点を勘案して法案を出そうとしているということですが、基本的なデータがでたらめであったときに、きちんとした政策的なニーズを踏まえることができません。そういう状況で、安倍総理の思いだけで出てきた。そういう裁量労働制の拡大であり高度プロフェッショナル制度であるということは改めて申し上げておきたいと思います。
この回答に対する対応というのはこれから6党の幹事長・書記局長間で検討されることだと思いますが、これは基本的にゼロ回答に近いと私としては受けとめているところであります。

○北朝鮮の核・ミサイル開発問題について

【岡田克也代表】

それから、北朝鮮の問題について一言申し上げたいと思います。
平昌(ピョンチャン)オリンピックの最中に、2度にわたって北朝鮮から重要な人物が韓国入りして会談を行うなどなされました。
基本的なスタンスとして、私も現在の圧力、これを緩めるべきではないと考えております。核開発(問題)について何も進展がない中で圧力を緩めるというのは、相手に時間を与えるだけであると。基本的にそう考えております。
しかし、その上で、最終的にはこれは話し合いによって断念させなければならない話であります。総理は「対話のための対話には意味がない」と言われます。対話のための対話に意味はないということはそのとおりですが、それを言っているだけでは何も言っていないに等しいわけでありまして、最終的なゴールとして核・ミサイル開発を断念させるために、どのようにしてそこに持っていったらいいのか。向こうが「参りました。もうやりません」と言うところから対話がスタートするのではなくて、やはり対話をやっていく中でそこに持っていくというのが基本的な考え方ですから、「対話のための対話に意味はない」と言って入り口で切ってしまっているだけではだめだ。
当然おやりになっていることだと思いたいですが、やはり韓国、中国、そして当然米国と、もちろんロシアも含めて、しっかりその辺の、ゴールに至るまでの手順、持っていき方について、しっかりと外交的な努力をしてもらいたいと思っているところです。

■質疑

○若い世代への支持拡大策について

【ゲイレポーター、酒井佑人(27)】
ANNの調べでは、(さきの衆院選で30歳未満の)49%が比例で自民党に投票したということだが、自民党を倒すためにどのように若者から支持を上げればいいとお考えか伺いたい。

【岡田克也代表】

個別のそういう調査についてはコメントはいたしません。
ただ、若い人たちにしっかりと受け入れられる政策というもの、そして私も代表質問で申し上げましたが、例えば財政健全化などは若い世代のためにやっていかなければいけないことで、安倍さんはそういったものを先送りしているわけです。教育の無償化なども非常に重要なテーマですが、それによって若い人に恩恵がありますが、それをもし赤字国債で結果的にはやっているとすると、そのツケは全部若い人に回っていくので、そういうこともしっかりわかりやすく我々は語っていかなければいけないと思います。

取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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