日本共産党の小池晃書記局長は2日、国会内の記者会見で、東京労働局の勝田智明局長が報道機関に対して「何ならみなさんのところに行って是正勧告してあげてもいいんだけど」とどう喝する発言をしたことに対して、「言語道断であり、こういう発言をする厚労省に『働き方改革』を語る資格はない」と批判した。
小池氏は「是正勧告が局長の一存でできるかのような発言であり、野村不動産の過労死の事実を隠すために『特別指導』を行ったのではないかと追及されているさなかの発言だ」と指摘。「自らにかけられている疑惑に対して、逆に行政権限をもって報道機関をどう喝するというのは許しがたい。トップが『森友』問題で全く責任をとらないような政府の下で、政府全体が異常なことになっている」と強調した。
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