「我々も国民の皆さん同様,安倍総理に対しては,まともな議論はできないという考え方で臨んでいる~小沢一郎&山本太郎「自由党」代表、定例会見

2018年4月24日、自由党の定例会見が参議院議員会館内にて行われた。

【THE PRESS JAPAN】
内閣支持率が,新聞紙上 <テレ朝・報道ステーション ANN調査> で29%台という数字が出てきた。
 なおかつ 日経の中小企業調査 では,安倍首相の続投が「望ましい」が 73% 。
 <ロイターが 4月4日~17日に実施した企業調査。 対象は,資本金10億円以上の中堅 ・ 大企業 542社。 回答社数は220社程度。 安倍首相の続投が「望ましくない」が,27% >
 総辞職・解散総選挙となると思うが,このなかで野党共闘をどのようにお考えでしょうか。 自由党としてどのようお考えをお持ちでしょうか。
 玉城デニー議員には,野党合同ヒアリングに出られている感想を。 朝日新聞ウェブ版に野党合同ヒアリングが政権追及に非常に効果的だという記事が載っていた。

【小沢 一郎 代表】
 どこの調査なの?

【THE PRESS JAPAN】
あ,ロイターの企業調査ですね。

【小沢 一郎 代表】
 それじゃなくて (内閣支持率調査のほうは?)。

【THE PRESS JAPAN】
あれはANNの調査だそうです。 テレ朝さんですね。

【小沢 一郎 代表】
 いずれにしても,まだそんなに(支持率が)ある,ちゅう感じではあるね。うん。
 企業調査というのは,中身はどういうものか分からないからね,言いようがないけれども。
 いずれにしても一般的に総理に対する信頼は,ここんとこの言動について,7割以上の国民が不信感を持っているということですから。

 国会審議も今,止まっている状況ですけれども,これはもう,いくらやったって,ウソばっか吐いてるわけですから。 「知りません」そういう類いの(答弁もどきでは,審議は) 進めようがないですよね。 ほんとのこと言わないわけだから。
 ですから,国民の皆さんと同様に,安倍総理に対しては,我々も,とてもまともな議論はできないという考え方をもって臨んでいるということだと思います。

 安倍さんがそれに対してどう答えるかは分かりませんが,このような国民の声の中でね,いつまでもしがみ付いているっちゅうことは,安倍さんにとって決して良い結果をもたらさないと思いますんで,いずれ自分自身の進退については,自分で判断するだろうと,私は思っております。

 そういう中で解散総選挙という話が流されてますけれども,これは,安倍総理また大蔵省(財務省)の麻生さんはじめ,その政府のトップの人たちの資質そのものが信頼されていないという状況下で,解散ちゅうことは,まず自民党も,これに賛成するちゅうことは,ないと思います。
 もちろん,解散するなら,我々としてはこんな良い機会はないわけですから,全力で国民に訴えるということだと思いますし,野党共闘の意義が何ら変わることはないと思います。

【山本 太郎 代表】
 ありがとうございます。 今,小沢代表が言われたとおりだと思うんですけれども,もうすでに死んでいるのに死んでいることを認めない地縛霊みたいな話になってきているってことですね。
 替わるって言うか,交替するまでにはもう時間の問題でしかないだろうというところまで来ていると思います。
 これは退陣するか,もしくは参考人ではなく,ちゃんと証人喚問という形で事実を解明するために,政府や自民党がやっと本気になるかっていうことじゃなかったら,国会は再びまわらないので。
 遅かれ早かれ,替わることには違いないと思いますけど,それは,たとえ選挙になったとしても,選挙でしか議席は増やせないので,政権交代も起こらないので,まあ選挙やるって言うんだったら大歓迎だという方向だと思います。

【玉城 デニー 幹事長】
 私からは簡潔に。
 野党の合同ヒアリングは,非常に継続的にいろんな問題に対して個別に当たっていますので,それは非常に功を奏していると思います。
 ただ,たとえば内閣府に関しては,きちんとその内部の調査を進めるかどうかも,明らかにしない。 さらには,必要な人を呼んでも,出さない。
 非常に不誠実な対応を取っているやに我々は受け止めていますので,そこは,もう少し国民に開かれた声をしっかりと示してほしいということでの,要求と追及も,併せてまた続けていこうというふうにしています。

【NHK】
小沢代表に。今,野党は国会の審議に応じていない状況なっています。 野党側が求めているのは,この一連の財務省をめぐる問題などを受けて,麻生財務大臣の辞任であったり,柳瀬さん 〔柳瀬唯夫・総理秘書官(当時)〕 の証人喚問を求めていますけれども,与党側からは一切ゼロ回答という状況です。
 与野党ともに膠着状態に陥っているが,野党として今後,国会審議にどういう姿勢で臨んでいけばいいとお思いなのか,お考えを。

【小沢 一郎 代表】
 それは今申しあげたとおりでね,政府与党がまったく真実の解明に協力しようとしない。
 国会で議論をすれば,知らぬ存ぜぬ,あるいは情報も一切出さない,何もかもそういうような状況ですから,議論にならないんだよ。
 いくら審議しようっつったて,審議にならないでしょ。 相手が何もほんとのこと喋らないわけだから。 それじゃ,あんたが喋らなきゃ,ほかの人を証人喚問でもって出して聞こうつったって,それもノー。 あらゆることノーでしょ。 これじゃあちょっと議論にならない。
 真実を出してしまえば,分かってしまえば,辞めざるを得ないし。 だから結局は最後まで知らぬ存ぜぬで隠しとおす。
 これでもまた,今申しあげたとおり,そう遠くないうちに安倍内閣は責任を取らざるを得ない。 けじめをつける以外ない。 私はそう思います。
 ですから,政府が誠意をもって,真実の解明に,お互いに国会を通じて努めようやということであれば,当たり前のことですが,もういつでも,我々としては応ずる用意があると。
 また,今のような現状では,論議にならない。というのが,現実の状態だと思います。

【FRANCE10及川健二支局長】
小沢代表は,政権交代の前に,予算編成権を2年間 自由民主党から取ってしまえば自民党は瓦解するというような発言をされていたと思います。 ただ,民主党政権は小沢さんを排除した形になってしまったわけで,それができなかった。 もし今度政権交代をして,小沢流の予算編成をすれば,自民党を壊せるとお考えでしょうか。

【小沢 一郎 代表】
 2年間やらせなければ自民党が壊れるっていうんじゃなくして,我々が政権を獲るということは,自民党が予算編成に参加できないということになりますから,権力をもって結び付いている自民党は,その主たる権力の中身である予算編成権がない野党の状態だということになれば,多分,その結束は維持できないだろうということでありまして,それは2年か3年か分かりませんけれども,いずれ我々が政権を獲って政治を行うということになれば,権力から離れた自民党は自然に瓦解するだろうと思います。

 ただまあ私はそう言いますけれども,別に自民党的な政党が要らないと言っているわけじゃありません。
 本来の自民党ちゅうのは,日本人的な哲学あるいは文化みたいなものを背景にしている政党ですから,それも国民の代表であることは間違いないし,私はそういった保守的な,悪く言えば守旧的な政党も必要だと思いますし。
 しかし,それだけではだめだ。 もっとオープンでフェアなフリーな社会を作り上げようという,もう1つの政党があって,お互いに切磋琢磨していくという姿を,理想としておりますので,そういう意味で,政権交代をもう一度。 野党が政権を担うということは,その方向に向かって,ぜひとも実現しなくてはいけない。 そう思ってます。

【NHK】
先ほど,民進党と希望の党の両代表が新党協議の会談をして,新党の綱領,政策などを合意した上で,新しい党名も「国民民主党」にすると発表された。 今後速やかに党内○○に入るということになると思う。 小沢代表がかねてから主張されている野党結集という観点から,こういった動きをどう評価されるのか。自由党としてどのような視点で臨まれるのかを。

【小沢 一郎 代表】
 国民民主党? という新党を目指すということですけれども,私自身はずっと以前から,民進(党)と希望(の党)だけの合併では,国民の支持は得られない,と。 やはり,立憲(民主党)ももちろん,私どもも,あるいは社民党も,皆,野党が一緒になって,国民に政権交代を訴える,政策を主張するという姿が大事だと,そのように言ってまいりました。

 今回,2党でもって新党を作るということで,どういう形になるのか,今後の展望,僕分かりませんけれども,いずれにしても2党の有志が新党を作るのか,あるいはどうなるのか,これは今後の推移を見なくてはいけないと思いますけれども。
 1つの問題は,やはり,国の基本に関する大事な政策について,聞くところによりますと,若干こう曖昧な点があるやに見受けられておりまして。
 たとえば原発の問題,あるいは安保法を背景とした海外派兵の問題,憲法の問題等について,私たちは明確な主張をいたしております。 立憲民主党とほぼ同じ主張でありますけれども,その点について若干曖昧なのが,基本政策についての,私は危惧の念と言うか。
 政権を担うという野党の基本の立場からすればですね,安倍内閣と対峙しなくちゃいけないわけですから,それが曖昧では,ちょっとどうやって国民に訴えるのかという心配が,ひとの事ですけれども感じております。

【朝日新聞】
小沢代表に。 財務次官によるセクハラの関連で,一昨日(22日)日曜日に,自民党の下村博文・元文科大臣が講演の中で,(セクハラ被害の証拠)テープを週刊誌に渡したテレビの記者の行為に関して「犯罪行為だ」と指摘した。 併せて,下村さんの講演の中で 「日本のメディアは,日本国家を壊すために,潰すために存在しているのか」 というような発言もあった。 この2点ついての受け止め,お考えを。

【小沢 一郎 代表】
 なんか,その話は今もう訂正してんじゃないの? 「ごめんなさい」つって。
 「ごめんなさい」って言うような話しちゃ,ダメだよねえ。 下村君もそれなりのキャリアを持った人なんだからねえ。
 やはり民主主義の基本のあり方というものを,きちんと弁(わきま)えて発言されたらいいんじゃないかなあと,そう思っております。
 「ごめんなさい,ごめんなさい」と言っているのに,それ以上,私から論評する立場ではないと思ってます。

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