2018年6月19日、「自由党」小沢一郎代表による記者会見が都内参議院会館内で行われた。
小沢代表は冒頭発言で、18日に産経新聞の報じた記事について触れ、
「産経新聞に私のインタビューであるかのような文言が引用され,怨念とか敵対感情とかいう切り口で,見出しも,すべて記事も構成されておりますが,彼らが勝手に載せたものです。
私は,政治的にどんなに対立した人であっても,怨念を持って接するとか敵対感情を抱くということは,まったくありません。 政治家それぞれ,その人の主張があり,それぞれの立場があると思っております。 自分の利害,利益のために不公正な卑劣な手段をもって貶めよう,陥れようということに対しては,私は,むしろ非常に嫌悪を感じる性格ですけれども,政治的な対立については,そういった怨念とか敵対感情を持って接したことは,ありません」
と18日に産経新聞が報じた記事はフェイクだと主張し、怒りの声を上げた。
記事は
『細川政権263日で退陣…「小沢一郎氏VS武村正義氏」今なお残る怨念 税率7%の腰だめ発言、細川護煕氏「これはまずい」』
という題で報じられている。
質疑応答では、政府の「骨太の方針」消費税10%の明記した事について、記者からの質問がとぶと
「消費税10%にしたら,また個人消費は落ち込む。 すなわちまた景気が悪くなる。 そういう現象が起きるんじゃないだろうかと思いますね。
✑国民が安心して将来を見つめて自分の人生設計をできる中で,初めて消費が増え,景気が良くなる。 まずは国民の将来,見通しをきちっとすることによって安心感を与えるような財政,社会政策を採っていく必要がある」
と応えた。
取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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