歴史的な勝利だ-ルペン党首が宣言 仏統一地方選で極右が躍進

フランスの統一地方選(県議会議員選挙)の決選投票が3月29日に行われた。ニコラ=サルコジ前大統領が党首を務める民衆運動連合(UMP)などの右派が98県のうち6割超の議会(65県)で過半数を制した。県議会議員選挙は小選挙区制になっている。マリーヌ=ルペン党首が率いる極右「国民戦線」は選挙前に全国で一議席しかなかったが、県議候補62人が当選し、躍進した。与党・社会党などの左派は選挙前に61議会で第一党だったが、30余りに激減し、オランド政権の不人気を示す結果になった。

選挙結果を受けてマリーヌ=ルペン党首は「歴史的な勝利だ」と宣言し、2017年に行われる大統領選に向けて準備を進めていく意向を示した。
一部世論調査では、大統領選予定候補の中でマリーヌ=ルペン党首が支持率で第一位という数字も出ている。

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