「安心する国づくり」こそが我々の目指す社会像-玉木雄一郎「国民民主党」代表、党大会会見 by 酒井佑人(ゲイレポーター)

「国民民主党」玉木雄一郎代表が1月12日、定期党大会終了後、記者会見を開いた。

○国民民主党2019年度定期大会を終えて

【玉木代表】

 今日は、皆さんありがとうございました。国民民主党としての党大会をきょうは開催することができました。
 非常に明るい、元気な党大会になったと思います。特に、この厳しい中、ことしの自治体議員選挙、そして参議院選挙に挑む候補者がきょう壇上に上がりましたが、彼らの志、思い、そういったものを聞かせていただいて、私たちがむしろ元気をもらったと思いますので、ぜひ自治体議員、候補者、現職の国会議員、みんなが力を合わせてこれから頑張っていきたいと思いました。

○辺野古土砂投入「サンゴは移した」首相発言について

【「フランス10」・及川編集長】

 先週の会見で、辺野古のサンゴ移植の問題、玉木代表が関係省庁に問い合わせても回答がなかったということだったが、菅官房長官がきのうその件についてコメントされた。そのことについてどう思うかということが一点。
 あと、きょう皆さん服が黄色でいらっしゃるが、これはフランスの黄色いベスト運動のように安倍打倒を盛り上げていこうという意図なのか。以上2点伺いたい。

【玉木代表】

 まず辺野古崎の新基地建設の件ですが、防衛省に問い合わせをしましたところ、9群体を既に移植しているということでしたが、その後回答が来まして、1群体は今の埋め立てのところではないところから移植をしている。残りの8群体についても、今の基地建設のところのむしろ北側のほう、大浦湾の北側ということでしたので、既に移植している9群体についてはいずれも今土砂投入が行われている区域からの移植ではなかったことが明らかになりましたので、その意味では先般のNHK「日曜討論」での総理の発言というのは正確なものではなかったなと考えています。
 黄色の件ですが、党のカラーということで、フランスのベスト運動とつなげるのはちょっとこじつけかなと思います。

○LGBTに関する自民・平沢議員の発言について

【ゲイレポーター、酒井佑人】

 自民党の平沢勝栄議員が、山梨県内で開かれた集会で、「LGBTばかりになったら国が潰れる」という趣旨の発言をしていた。その後の取材で「同性婚などの話題はタブーにされ続けていて議論が進まない、これがおかしい」と発言している。国民民主党、党全体としてこの一連の平沢議員の発言をどのように感じられるか。

【玉木代表】

 残念ですね。自民党の先生の中には時々問題発言をされる方がいらっしゃいます。いわゆる「生産性」ということで問題になったにもかかわらず、またこういう軽率な発言がなされることについては非常に遺憾に思いますし、自民党としてどう対応するのかということをしっかりと見きわめていきたいなと思っています。

【「フランス10」・及川編集長】

 きょうの挨拶で社会保障や相対的貧困群について触れておられたが、井手英策先生が昨年末『幸福の増税論』という本を書かれ、ベーシックサービスという概念を提唱された。それはつまり生きていくための衣食住だったり教育だったり介護というものは国が保障すべきだと、無料でサービスすべきだという議論だが、ベーシックサービスという概念についてはどのように思うのかが一点。
 もう一点が、前原さんのブレーンだったときに財源を消費税に求め過ぎたので、消費税だけではなく富裕層からもとりますよというが、ベーシックサービス、つまり人々が生きていくための最低限のサービスを実現するには消費税を11%上げないとだめだと。つまり19%。その議論についてはどう思うか、ご見解を伺いたい。 

【玉木代表】

 井手先生の考え方については基本的に賛成です。きょうも申し上げた「生まれた日、最期の日、そこに安心のある国づくり」、これが私たちの目指す社会像ですから、その意味では井手先生のおっしゃっていることともかなりオーバーラッピングするなと思います。具体的にどういう税率でどのような税目でどういうサービスを提供するのかについては、まさにこれから党内でしっかりと議論して、参議院選挙のマニフェストのような形で明らかにしていきたいと思っています。

取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)

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