2020年1月30日の参院予算委で立憲民主党所属でありゲイをカムアウトし、活動している石川大我議員の同性婚法制化についての質問に対し、
安部総理は、「現行憲法では同性カップルに婚姻の成立を認めることは想定されていない」とも指摘した上で、「わが国の家族の在り方の根幹にかかわる問題で、極めて慎重な検討を要する」との認識を示した。
31日の立憲民主党、枝野幸男代表の記者会見で及川健二記者からこの答弁について問われると
「そういう事を仰る方達も憲法が制定された時に、同性婚は想定されていなかった。と政府が認めています。想定されていなかったということは禁止もされていないということはまともな法律家であれば常識の範囲です。違うことを仰る方はまともな法律家ではないと思います。」
と回答した。
さらに、ゲイレポーターの酒井佑人が、
「日本のフードロスが、年間600万トンを超え、毎日、大型トラック約1,700台分が廃棄されているのに対し、廃棄処分禁止法についてどう思うか」を質問すると、
「法規制によってできることなのか、やるべきことなのか、その点はクリアしなければならない問題が多すぎる。
むしろ、意識改革が重要であると思う。
例えば、この一年前後の間でも、ペットボトルはなるべく使わないようにしようなどフードロスを出さない方向にどう誘導できるのか?とそういう政策が現実的だと思う。」
と回答した。
節分に食べると縁起がよいとされる恵方巻き。
だが、恵方巻きの大量廃棄問題も深刻化されている。
食品ロスゼロを目指し、企業の82%が取り組みを始める中で、国民一人一人の意識改革も問われている。
取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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